ホントのコイズミさん
ホントのコイズミさん
Cover art by KIGI

本を開けば、新しい世界への扉が開く。小泉今日子さんの傍らにはいつでも本がありました。
自ら「本」と「本に関わる人たち」に会いに行き、語らい、紡いでいく……。自分という旅路を歩む者たちの止まり木的存在が、ポッドキャスト番組「ホントのコイズミさん」です。

#120 は2023年9月18日(月)夜 配信開始

#30

作者の声、VOICEを翻訳する!「変愛小説集」の訳者、岸本佐知子さん登場


今回のゲスト
岸本佐知子さん 翻訳家、エッセイスト。大手飲料メーカーで宣伝部に勤めた後、翻訳家として活動を始める。リディア・デイヴィスやスティーヴン・ミルハウザーなど多くの翻訳を手がけている。最近の翻訳に絵本『おばけと友だちになる方法』(福音館書店)がある。

今回コイズミさんがやってきたのは、都内にある『Spotify』のスタジオです。お相手は翻訳家でエッセイストの岸本佐知子さんです。おしゃれな岸本さん。ふたりが並ぶととってもすてきですね。

元々は飲料メーカーの宣伝部として働いていた岸本さん。どういう経緯で翻訳家という道に進んだのでしょうか? 岸本さんが翻訳をしたくなる本とは、いったいどんな本なのか、コイズミさんが引き出していきます。

岸本さんの本が好きだと話すコイズミさんは、翻訳エピソードに興味津々。翻訳家として長く活動してきた中で、ネット時代になって良かったこともあるそうです。私たちが翻訳本を読むとき、選ぶよきの参考になりそうです。

コイズミさんの小学校時代の「ことば」に対する捉え方とは? 意外にも作文が苦手だったという岸本さんのエピソードとは。翻訳とエッセイの違いから、おふたりの共通の経験である書評委員について、お話が盛り上がっていきますよ。ぜひ聴いてみてくださいね。

<お話に出てくる本>
『黄色いマンション黒い猫』著/小泉今日子(スイッチパブリッシング)
『小泉今日子書評集』著/小泉今日子(中央公論新社)
『変愛小説集』編・訳/岸本佐知子(講談社)
『ほとんど記憶のない女』著/リディア・デイヴィス、訳/岸本佐知子(白水社)

「ホントのコイズミさん」ではリスナーの皆さまからの、お便りをお待ちしております。番組や本のご感想、今後の書籍化に期待することなど、なんでもOKです。お気軽にメッセージをお寄せください。

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パーソナリティー | 小泉今日子
1982年「私の16才」で歌手デビュー。以後、「なんてったってアイドル」「学園天国」「あなたに会えてよかった」「優しい雨」など数々のヒットを放つ。女優として映画、舞台などの出演も多数。エッセイなど執筆家としても活躍中。2015年より自らが代表を務める株式会社明後日ではプロデューサーとして舞台制作を手掛ける。映像制作プロダクション新世界合同会社のメンバーでもあり、2020年8月28日公開の外山文治監督「ソワレ」にアソシエイトプロデューサーを務めた。
株式会社明後日 – asatte Inc.

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