「韓国文学の翻訳者、斎藤真理子さんとのお話。」後編
前回からの楽しい会話が尽きず、今回も韓国文学の翻訳者・斎藤真理子さんとコイズミさんが、“韓国”についてたっぷりとトークしますよ。まずは、おふたりの好きな韓国ドラマや韓国映画についてから。韓国語を翻訳する斎藤さんは、字幕にも注目するそうです。
プライベートで読んでいる本、韓国文学の持つ個性、そして日本文化の個性と、どんどん話は膨らみます。斉藤さんの最新の翻訳書であるチョン・セランさんの『シソンから、』の内容や、『フィフティ・ピープル』をはじめとした作品のアートワークについても触れていきます。
今回も斎藤さんがおすすめする作品がたくさん登場しました。韓国文学にハマってしまいそう!
『シソンから、』に出てくる韓国の法事・祭祀(チェサ)の様子が分かる絵を斎藤さんが持ってきてくださいました。詳しくは聴いてみてのお楽しみ!
【今回のお話に登場した作品】
・小説
『高齢化家族』著/チョン・ミョングァン(문학동네)
『鯨』著/チョン・ミョングァン 訳/斎藤真理子(晶文社)
『シソンから、』著/チョン・セラン 訳/斎藤真理子(亜紀書房)
『保健室のアン・ウニョン先生』著/チョン・セラン 訳/斎藤真理子(亜紀書房)
『フィフティ・ピープル』著/チョン・セラン 訳/斎藤 真理子(亜紀書房)
『大邱の夜、ソウルの夜』著/ソン・アラム 訳/吉良 佳奈江(訳)町山 広美(解題)
『「知らない」からはじまる 10代の娘に聞く韓国文学のこと』著/(ま)&アサノタカオ(サウダージ・ブックス)
『アンダー、サンダー、テンダー』著/チョン・セラン 訳/吉川凪(クオン)
・映画
『ブーメランファミリー』(原題:『高齢化家族』)監督・脚本/ソン・ヘソン
『風花』監督/相米慎二 脚本/森らいみ
『チャンシルさんには福が多いね』監督・脚本/キム・チョヒ
・ドラマ
『イカゲーム』監督・脚本/ファン・ドンヒョク
『天国の階段』演出/イ・ジャンス 脚本/パク・ヘギョン
番組では「ホントのコイズミさん」の為に書き下ろされた上田ケンジさんとコイズミさんの音楽ユニット「黒猫同盟」の音楽もお楽しみください。
<OA楽曲「異国の窓辺/黒猫同盟」>
<END TM「Un chat noire/黒猫同盟」>
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