ホントのコイズミさん
ホントのコイズミさん
Cover art by KIGI

本を開けば、新しい世界への扉が開く。小泉今日子さんの傍らにはいつでも本がありました。
自ら「本」と「本に関わる人たち」に会いに行き、語らい、紡いでいく……。自分という旅路を歩む者たちの止まり木的存在が、ポッドキャスト番組「ホントのコイズミさん」です。

#120 は2023年9月18日(月)夜 配信開始

#103

念願の『ピエタ』の原作者、大島真寿美さんを迎えて、前編。


今回のゲスト
大島真寿美(おおしま・ますみ)さん 1962(昭和37)年愛知県生まれ。1992(平成4)年「春の手品師」で文學界新人賞を受賞しデビュー。2019(令和元)年『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』で直木賞受賞。著書に『チョコリエッタ』『香港の甘い豆腐』『虹色天気雨』『やがて目覚めない朝が来る』『三人姉妹」『戦友の恋』『ビターシュガー』『ピエタ』『あなたの本当の人生は』『空に牡丹』『モモコとうさぎ』など多数。

「ホントのコイズミさん」第103回。今回のゲストは、小説家・大島真寿美さんです。2023年7月27日から開幕する舞台『ピエタ』を控え、原作者の大島さんをお招きしました。

18世紀のイタリア・ヴェネツィアを舞台にした小説『ピエタ』。孤児を養育するピエタ慈善院で音楽を教えていた大作曲家ヴィヴァルディの訃報からこの物語は始まります。コイズミさんも初めて読んだときに「これ本当に日本の作家が書いているの!?」と驚いたそのリアリティのある描写の数々。いったいこの物語はどうやって誕生したんでしょう。大島さんがその誕生秘話を語ります。

自身の会社「明後日」が誕生したのには、この『ピエタ』が大きく関わっているというコイズミさん。ペヤンヌマキさんを脚本・演出に迎えた舞台『ピエタ』。豪華かつ個性的なキャストの紹介とともに、見どころ、作品にかける想いをたっぷり語ります。

小説『ピエタ』。2011年、東日本大震災の直前に刊行され、そして2023年、コロナ禍の後に舞台が上映される、まるで傷ついた世界にメッセージを伝えるべき時をこの作品が選んでいるようです。

【今回のお話に登場した作品】
『ピエタ』著/大島真寿美(ポプラ社)

【舞台『ピエタ』】
7月27日(木)〜8月6日(日)
下北沢・本多劇場
東京公演の後は、愛知、富山、そしてラストは、8月26日岐阜公演
https://asatte.tokyo/pieta2023/


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パーソナリティー | 小泉今日子
1982年「私の16才」で歌手デビュー。以後、「なんてったってアイドル」「学園天国」「あなたに会えてよかった」「優しい雨」など数々のヒットを放つ。女優として映画、舞台などの出演も多数。エッセイなど執筆家としても活躍中。2015年より自らが代表を務める株式会社明後日ではプロデューサーとして舞台制作を手掛ける。映像制作プロダクション新世界合同会社のメンバーでもあり、2020年8月28日公開の外山文治監督「ソワレ」にアソシエイトプロデューサーを務めた。
株式会社明後日 – asatte Inc.

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