ホントのコイズミさん
ホントのコイズミさん
Cover art by KIGI

本を開けば、新しい世界への扉が開く。小泉今日子さんの傍らにはいつでも本がありました。
自ら「本」と「本に関わる人たち」に会いに行き、語らい、紡いでいく……。自分という旅路を歩む者たちの止まり木的存在が、ポッドキャスト番組「ホントのコイズミさん」です。

#120 は2023年9月18日(月)夜 配信開始

#67

推しの売れ行きが気になる?! 油揚げ文学、ここに誕生!


今回のゲスト
平松洋子さん 作家・エッセイスト。食と暮らし、文芸と作家をテーマに幅広く執筆。2006年『買えない味』でBunkamuraドゥマゴ文学賞、2012年『野蛮な読書』で講談社エッセイ賞を受賞。著書に『夜中にジャムを煮る』『サンドウィッチは銀座で』『下着の捨てどき』など多数。2021年には、幼少期や家族、郷里の倉敷について綴った初の自伝的エッセイ『父のビスコ』を上梓し、第73回読売文学賞(随筆・紀行賞)を受賞。最新刊は油揚げのことばっかりを書いた『おあげさん』。

今回のゲストは作家・エッセイストの平松洋子さんです。以前、おふたりは読売新聞の読書委員で一緒でした。久しぶりの再会に、嬉しそうなコイズミさん。読書委員だったころの楽しい思い出がよみがえります。

平松さんが食を通して「人」について書くきっかけをうかがううちに、話題は新刊『おあげさん』へ。平松さんの油揚げに対する愛が詰まりに詰まった一冊です。中でも「推し」が「松山あげ」。じつはコイズミさんも大好きだったことがわかり、ひときわ盛り上がります。

地元のスーパーにも足を運び、松山あげの売れ行きを確認しているという平松さん。その応援ぶりはまさに推し活そのもの!

本の帯のデザインにも、松山あげへのオマージュが捧げられています。聴き終わったときには、きっと油揚げが食べたくてたまらなくなっているはず!?

番組では、上田ケンジさんとコイズミさんの音楽ユニット「黒猫同盟」による、「ホントのコイズミさん」のために書き下ろされた音楽もお楽しみいただけます。
〈OA楽曲〉巴里のおてんば娘/黒猫同盟
〈END TM〉Un chat noir/黒猫同盟

【今回のお話に登場した作品】
『夜中にジャムを煮る』著/平松洋子(新潮社)
『おあげさん』著/平松洋子(PARCO出版)


「ホントのコイズミさん」ではリスナーの皆さまからの、お便りをお待ちしております。番組や本のご感想、今後の書籍化に期待することなど、なんでもOKです。お気軽にメッセージをお寄せください。

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パーソナリティー | 小泉今日子
1982年「私の16才」で歌手デビュー。以後、「なんてったってアイドル」「学園天国」「あなたに会えてよかった」「優しい雨」など数々のヒットを放つ。女優として映画、舞台などの出演も多数。エッセイなど執筆家としても活躍中。2015年より自らが代表を務める株式会社明後日ではプロデューサーとして舞台制作を手掛ける。映像制作プロダクション新世界合同会社のメンバーでもあり、2020年8月28日公開の外山文治監督「ソワレ」にアソシエイトプロデューサーを務めた。
株式会社明後日 – asatte Inc.

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