私は大丈夫か? 自分への問いかけも下手だった。
「ホントのコイズミさん」第102回。引き続きゲストは、哲学研究家の永井玲衣さんです。今回は、おふたりの小さな頃のエピソードから。
意外なことに、実は問うことも問われることも苦手だというおふたり。コイズミさんは、子どもの頃から、質問に即答できずにまわりが先に答えてしまうことも多かったそう。そんなふたりに、カフェやサンドウィッチ店での注文の際に、危機が訪れます!?
子どもの頃、夜寝るときに「自分の体は、本当はもっと大きい?」と心と体のサイズが合っていない感覚があったというコイズミさん。永井さんは『水中の哲学者』に出てくる、子どもの頃に生み出した「わたしわたしゲーム」を紹介してくれます。自分の感覚と実在するもののギャップ、誰もがもつ日常の小さな哲学について、話は広がっていきます。
永井さんの著書『水中の哲学者たち』。哲学のおもしろさ、不思議さ、世界のわからなさを伝える哲学エッセイです。「ホントのコイズミさん」にもゲストに来てくださった穂村弘さんも推薦です。
【今回のお話に登場した作品】
『水中の哲学者たち』著/永井玲衣(晶文社)
『実存主義とは何か』著/ジャン=ポール・サルトル
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