ホントのコイズミさん
ホントのコイズミさん
Cover art by KIGI

本を開けば、新しい世界への扉が開く。小泉今日子さんの傍らにはいつでも本がありました。
自ら「本」と「本に関わる人たち」に会いに行き、語らい、紡いでいく……。自分という旅路を歩む者たちの止まり木的存在が、ポッドキャスト番組「ホントのコイズミさん」です。

#104 は2023年5月29日(月)夜 配信開始

#102

私は大丈夫か? 自分への問いかけも下手だった。


今回のゲスト
永井玲衣(ながい・れい)さん 1991年、東京都生まれ。哲学研究と並行して、学校・企業・寺社・美術館・自治体などで哲学対話を幅広く行っている。哲学エッセイの連載なども手がける。独立メディア「Choose Life Project」や、坂本龍一・Gotch主催のムーブメント「D2021」などでも活動。詩と植物園と念入りな散歩が好き。

「ホントのコイズミさん」第102回。引き続きゲストは、哲学研究家の永井玲衣さんです。今回は、おふたりの小さな頃のエピソードから。

意外なことに、実は問うことも問われることも苦手だというおふたり。コイズミさんは、子どもの頃から、質問に即答できずにまわりが先に答えてしまうことも多かったそう。そんなふたりに、カフェやサンドウィッチ店での注文の際に、危機が訪れます!?

子どもの頃、夜寝るときに「自分の体は、本当はもっと大きい?」と心と体のサイズが合っていない感覚があったというコイズミさん。永井さんは『水中の哲学者』に出てくる、子どもの頃に生み出した「わたしわたしゲーム」を紹介してくれます。自分の感覚と実在するもののギャップ、誰もがもつ日常の小さな哲学について、話は広がっていきます。

永井さんの著書『水中の哲学者たち』。哲学のおもしろさ、不思議さ、世界のわからなさを伝える哲学エッセイです。「ホントのコイズミさん」にもゲストに来てくださった穂村弘さんも推薦です。

【今回のお話に登場した作品】
『水中の哲学者たち』著/永井玲衣(晶文社)
『実存主義とは何か』著/ジャン=ポール・サルトル


『ホントのコイズミさん』ではリスナーの皆さまからの、お便りを受け付けております。番組や本のご感想、すてきな本屋さんの情報、コイズミさんと対談して欲しい方、今後の書籍化に期待することなど、なんでもOKです。スタッフ一同、目を通しています。お気軽にメッセージを送ってください。

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『ホントのコイズミさん』
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第2弾も鋭意制作中です!

パーソナリティー | 小泉今日子
1982年「私の16才」で歌手デビュー。以後、「なんてったってアイドル」「学園天国」「あなたに会えてよかった」「優しい雨」など数々のヒットを放つ。女優として映画、舞台などの出演も多数。エッセイなど執筆家としても活躍中。2015年より自らが代表を務める株式会社明後日ではプロデューサーとして舞台制作を手掛ける。映像制作プロダクション新世界合同会社のメンバーでもあり、2020年8月28日公開の外山文治監督「ソワレ」にアソシエイトプロデューサーを務めた。
株式会社明後日 – asatte Inc.

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