ホントのコイズミさん
ホントのコイズミさん
Cover art by KIGI

本を開けば、新しい世界への扉が開く。小泉今日子さんの傍らにはいつでも本がありました。
自ら「本」と「本に関わる人たち」に会いに行き、語らい、紡いでいく……。自分という旅路を歩む者たちの止まり木的存在が、ポッドキャスト番組「ホントのコイズミさん」です。

#120 は2023年9月18日(月)夜 配信開始

#24

分厚い扉の向こうは、物語で溢れていました!


今回のゲスト
竹田信弥さん(左) 高校時代から本を売り始め、2013年に東京・白山に「双子のライオン堂」をオープン。2015年に赤坂に移転。現在コロナ禍のため現在お店はお休み中。渋谷のラジオ「渋谷で読書会」でパーソナリティも務めている。

田中佳祐さん(右) 中学校の理科の教師を経てライターに。竹田さんと仕事をすることになったエピソードはポッドキャストにて。

選書専門の本屋さん「双子のライオン堂」の青い扉を開いたコイズミさん。赤坂にこんなお店があったのかと、ちょっと驚いてしまう立地にあるすてきな本屋さん。天井までぎっしりと本が並べられています。歌人の小島ゆかりさんや、小説家の辻原登さんなど、何人もの選書家の方が選んだ様々なジャンルの本が各本棚にあり、普段は自分が手に取らないような新しい本にも手が伸びます。

お話を伺ったのは店主の竹田信弥さんとライターの田中佳祐さん。おふたりの出会いと、密接に関わるようになったストーリーに思わずほっこり。高校生の頃から本屋さんを始めたという竹田さんの、生い立ちに注目です。

双子のライオン堂で開催している読書会(コロナ禍のため、オンライン開催)で読んでいる本や、その様子をうかがいます。読書会はなかなか挑戦できない本を読むよい機会。
本のすばらしさを改めて感じられる回です。ぜひ聴いてみてくださいね。

《お話に出てきた本》
『罪と罰』ドストエフスキー/著 江川卓/訳(岩波文庫)
『カラマーゾフの兄弟』ドストエフスキー/著
『100年の孤独』ガブリエル・ガルシア=マルケス/著、鼓 直/訳 (新潮社)
『変身,掟の前で 他2編』フランツ・カフカ/著、丘沢静也/訳(光文社)
『変身』フランツ・カフカ/著、高橋義孝/訳(新潮文庫)
『ドン・キホーテ』セルバンテス/著、牛島信明/訳(岩波文庫)
『源氏物語』紫式部/著、角田光代/訳(河出書房新社)
『The Tale of Genji』紫式部/著、アーサー・ウェイエリー/訳(チャールズ・イ・タトル出版)
『源氏物語 A・ウェイリー版』紫式部/著、毬矢まりえ・森山恵/訳(左右社)

今回の挿入歌は黒猫同盟の「DING DONG DASH」です。WEB担当個人的にお気に入りの楽曲です。音楽にも注目!


「東京赤坂六本木の”選書”専門本屋 双子のライオン堂」
東京都港区赤坂6-5-21
050-5276-8698
※しばらく臨時休業中。詳しくはWEBサイトへ(https://liondo.jp)へ

「ホントのコイズミさん」ではリスナーの皆さまからの、お便りをお待ちしております。番組や本のご感想、今後の書籍化に期待することなど、なんでもOKです。お気軽にメッセージをお寄せください。

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パーソナリティー | 小泉今日子
1982年「私の16才」で歌手デビュー。以後、「なんてったってアイドル」「学園天国」「あなたに会えてよかった」「優しい雨」など数々のヒットを放つ。女優として映画、舞台などの出演も多数。エッセイなど執筆家としても活躍中。2015年より自らが代表を務める株式会社明後日ではプロデューサーとして舞台制作を手掛ける。映像制作プロダクション新世界合同会社のメンバーでもあり、2020年8月28日公開の外山文治監督「ソワレ」にアソシエイトプロデューサーを務めた。
株式会社明後日 – asatte Inc.

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