ホントのコイズミさん
ホントのコイズミさん
Cover art by KIGI

本を開けば、新しい世界への扉が開く。小泉今日子さんの傍らにはいつでも本がありました。
自ら「本」と「本に関わる人たち」に会いに行き、語らい、紡いでいく……。自分という旅路を歩む者たちの止まり木的存在が、ポッドキャスト番組「ホントのコイズミさん」です。

#120 は2023年9月18日(月)夜 配信開始

#75

今年も内田也哉子さんを迎えて 後編


今回のゲスト
内田也哉子(うちだ・ややこ)さん エッセイ執筆を中心に、翻訳、作詞、バンド活動「sighboat」、ナレーションなど、言葉と音の世界にたずさわる。三児の母。著書に『新装版 ペーパームービー』『会見気』『BROOCH』、翻訳絵本に『たいせつなこと』『ママン 世界中の母の気持ち』など。2019年に刊行した母・樹木希林との共著『9月1日 母からのバトン』が2022年新書化。

引き続き、ゲストは内田也哉子さん。不登校新聞の編集部のみなさんとの対談が追加された、新書版『9月1日 母からのバトン』。この本の魅力について、そして本を通して伝えたい想いを、あらためて内田さんが語ってくださいました。

いろいろな方と対談をして「大人ができることは、大人たちのペースで解決しようとせず、子どもが自ら扉を開けて外に一歩出るのを❝ひたすら待つ❞ことだ」と感じたという内田さん。「親が子の答えを出すのではなく、親が❝自分自身の❞答えを出す」というコイズミさんの言葉とともに、「人と比べない」ことの大切さに改めて気付かされます。

人と人が関わるとき、そこに大変さもある。でも、しんどいときこそ人と会って同じ時間を過ごすことで、いろんなヒントをもらうことができると語り合うおふたり。今回のおふたりの語らいにもヒントがいっぱいちりばめられていました。

新書版『9月1日 母からのバトン』には谷川俊太郎さんが推薦の言葉を寄せています。

番組では、上田ケンジさんとコイズミさんの音楽ユニット「黒猫同盟」による、「ホントのコイズミさん」のために書き下ろされた音楽もお楽しみいただけます。
〈OA楽曲〉ベルベットリボン/黒猫同盟
〈END TM〉Un chat noir/黒猫同盟

【今回のお話に登場した作品】
『9月1日 母からのバトン』著/樹木希林 内田也哉子(ポプラ社)
https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8008250.html

『不登校新聞』発行:月2回 (不登校新聞社)
https://www.futoko.org/


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パーソナリティー | 小泉今日子
1982年「私の16才」で歌手デビュー。以後、「なんてったってアイドル」「学園天国」「あなたに会えてよかった」「優しい雨」など数々のヒットを放つ。女優として映画、舞台などの出演も多数。エッセイなど執筆家としても活躍中。2015年より自らが代表を務める株式会社明後日ではプロデューサーとして舞台制作を手掛ける。映像制作プロダクション新世界合同会社のメンバーでもあり、2020年8月28日公開の外山文治監督「ソワレ」にアソシエイトプロデューサーを務めた。
株式会社明後日 – asatte Inc.

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