ホントのコイズミさん
ホントのコイズミさん
Cover art by KIGI

本を開けば、新しい世界への扉が開く。小泉今日子さんの傍らにはいつでも本がありました。
自ら「本」と「本に関わる人たち」に会いに行き、語らい、紡いでいく……。自分という旅路を歩む者たちの止まり木的存在が、ポッドキャスト番組「ホントのコイズミさん」です。

#120 は2023年9月18日(月)夜 配信開始

#15

コイズミさん、浦沢マンガの世界に迫る!


今回のゲスト | 浦沢直樹 さん
1983年『BETA!!』でデビュー。代表作に『YAWARA!』『MONSTER』『20世紀少年』(すべて小学館刊)など。現在『あさドラ!』を「ビッグコミックスピリッツ」にて連載中。
海外からのファンも多く、国内外での受賞歴多数。YouTube「浦沢チャンネル」も開設している。

こうしてゆっくりお話するのは初めてというコイズミさんと浦沢直樹さん。「漫画家になろうと思ったことはない」と話す浦沢さんに、その理由をコイズミさんが引き出します。幼少期はどう過ごしていたか、漫画を描き始めたきっかけ、漫画家デビューの意外ないきさつに驚きの連続です。

『黄色いマンション 黒い猫』(スイッチパブリッシング刊)を読んで、コイズミさんを「天才」と称す浦沢さん。おふたりの共通点もチラホラ。浦沢作品の裏側にも迫っていきます。浦沢直樹さんが影響を受けた作品とはいったい何でしょうか?

お互いのサイン交換会となった収録後。ささーっと『20世紀少年』のケンヂを描く様子に、スタッフ一同どよめきが起こりました。無から有が生まれる瞬間でした。

写真、右から手塚治虫が1967年から1973年まで発行していた『COM』、『火の鳥 鳳凰編』、『火の鳥 復活編』、以上虫プロ商事刊。フランス語で「穴」という意味の映画『LE TROU』(ジャック・ベッケル監督)。

【今回のお話に登場する作品】
『BILLY BAT』浦沢直樹 ストーリー共同制作/長崎尚志(講談社)
『夢印』浦沢直樹 協力/フジオプロ(小学館)
『Happy!』浦沢直樹(小学館)
『ジャングル大帝』手塚治虫(光文社カッパコミックス)
『鉄腕アトム』手塚治虫(光文社カッパコミックス)
『ゴルゴ13』さいとう・たかを(小学館)
『サイボーグ009』石ノ森章太郎(小学館他)
 ※石ノ森章太郎の「ノ」は正式には、小さい「ノ」です。システムの都合上「ノ」となっております。
『あしたのジョー』原作:高森朝雄 作画:ちばてつや(講談社)
『巨人の星』原作:梶原一騎 作画:川崎のぼる(講談社)
『月刊漫画ガロ』(青林堂)
『カムイ伝』白土三平(青林堂)
『週刊少年ジャンプ』(集英社)
『週刊少年マガジン』(講談社)
『朝日ジャーナル』(朝日新聞社)
『ビッグコミック』(小学館)
『週刊ビッグコミック スピリッツ』(小学館)
『漫画少年』(学童社)
『少女クラブ』(大日本雄辨會講談社)
『少年サンデー』(小学館)
『マンガ少年』(朝日ソノラマ)

『黒衣の花嫁』(フランソワ・トリュフォー監督)

「ホントのコイズミさん」ではリスナーの皆さまからの、お便りをお待ちしております。番組や本のご感想、今後の書籍化に期待することなど、なんでもOKです。お気軽にメッセージをお寄せください。

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パーソナリティー | 小泉今日子
1982年「私の16才」で歌手デビュー。以後、「なんてったってアイドル」「学園天国」「あなたに会えてよかった」「優しい雨」など数々のヒットを放つ。女優として映画、舞台などの出演も多数。エッセイなど執筆家としても活躍中。2015年より自らが代表を務める株式会社明後日ではプロデューサーとして舞台制作を手掛ける。映像制作プロダクション新世界合同会社のメンバーでもあり、2020年8月28日公開の外山文治監督「ソワレ」にアソシエイトプロデューサーを務めた。
株式会社明後日 – asatte Inc.

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