ホントのコイズミさん
ホントのコイズミさん
Cover art by KIGI

本を開けば、新しい世界への扉が開く。小泉今日子さんの傍らにはいつでも本がありました。
自ら「本」と「本に関わる人たち」に会いに行き、語らい、紡いでいく……。自分という旅路を歩む者たちの止まり木的存在が、ポッドキャスト番組「ホントのコイズミさん」です。

#120 は2023年9月18日(月)夜 配信開始

#115

小説家、小川哲さんを迎えて 後編


今回のゲスト
小川哲(おがわ・さとし)さん 小説家。千葉県生まれ。2015年『ユートロニカのこちら側』で第3回ハヤカワSFコンテスト〈大賞〉を受賞しデビュー。『ゲームの王国』が第38回日本SF大賞、第31回山本周五郎賞を受賞。『嘘と正典』で第162回直木賞候補となる。『地図と拳』で第13回山田風太郎賞、第168回直木賞を受賞。最新刊『君のクイズ』は2023年本屋大賞にノミネート、第76回日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門を受賞。

小説家の小川哲さんをゲストにお迎えしてお話しする、後編です。前回に引き続き、執筆スタイルの話。今度は執筆の時間について語り合います。暮らしの変化に合わせて、執筆の時間が変わっていったお二人。時間感覚を狂わせる恐ろしい「ゲーム」について、小川さんはとうとうあの話題の人気タイトルを解禁したそうで……?

ご両親ともに本好きだったことから、本がたくさんあった小川さんのお家。子ども部屋にもお父様の本棚があったそう。子ども心に惹かれた古典名作のタイトルについて話が弾みます。他にも子どもの頃好きだった本や漫画のこと、受験生活のこと、いざ東大に入ってみてのギャップなど、小川さんのこれまでを赤裸々に語ってくださいました。

小説家にたどり着くまでのプロセスは人それぞれですが、いろいろな経験をしてから小説家になるのが良いと考える小川さん。その理由とは? コイズミさんのプロセスを経て綴られる小説は、どんな物語になるのでしょう。いつか読める日が楽しみです。

【今回のお話に登場した作品】
書籍
「エルマーのぼうけん」シリーズ 作/ルース・スタイルス・ガネット 絵/ルース・クリスマン・ガネット 訳/渡辺 茂男(福音館書店)
「ズッコケ三人組」シリーズ 作/那須正幹 絵/前川かずお(ポプラ社)
「ぼくら」シリーズ 著/宗田理(角川書店・徳間書店・ポプラ社)
『罪と罰』著/フョードル・ドストエフスキー
『戦争と平和』著/レフ・トルストイ
『ああ無情』(『レ・ミゼラブル』)著/ヴィクトル・ユーゴー
『怒りの葡萄』著/ジョン・スタインベック
『ドラゴンボール』全42巻 作/鳥山明(集英社)
『SLAM DUNK』全31巻 作/井上雄彦(集英社)
『HUNTER×HUNTER』既刊37巻 作/冨樫義博(集英社)
『週刊少年ジャンプ』(集英社)
『週刊少年サンデー』(小学館)
『H2』全34巻 作/あだち充(小学館)
『みゆき』全12巻 作/あだち充(小学館)
『タッチ』全26巻 作/あだち充(小学館)
ラジオ
『Street Fiction by SATOSHI OGAWA』TOKYO FM 毎週日曜日5:30~5:55 パーソナリティ/小川哲
映画
『ぼくらの七日間戦争』監督/菅原比呂志 出演/宮沢りえ他 1988年
ゲーム
『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』(Nintendo)


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パーソナリティー | 小泉今日子
1982年「私の16才」で歌手デビュー。以後、「なんてったってアイドル」「学園天国」「あなたに会えてよかった」「優しい雨」など数々のヒットを放つ。女優として映画、舞台などの出演も多数。エッセイなど執筆家としても活躍中。2015年より自らが代表を務める株式会社明後日ではプロデューサーとして舞台制作を手掛ける。映像制作プロダクション新世界合同会社のメンバーでもあり、2020年8月28日公開の外山文治監督「ソワレ」にアソシエイトプロデューサーを務めた。
株式会社明後日 – asatte Inc.

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