ホントのコイズミさん
ホントのコイズミさん
Cover art by KIGI

本を開けば、新しい世界への扉が開く。小泉今日子さんの傍らにはいつでも本がありました。
自ら「本」と「本に関わる人たち」に会いに行き、語らい、紡いでいく……。自分という旅路を歩む者たちの止まり木的存在が、ポッドキャスト番組「ホントのコイズミさん」です。

#120 は2023年9月18日(月)夜 配信開始

#7

コイズミさん、韓国文学の扉を開ける


今回のゲスト | 金承福(キム・スンボク)さん
ソウル芸術大学卒。留学生として来日し日本大学芸術学部を卒業。広告代理店を経て2007年に日本に韓国文学を紹介する出版社「クオン」を設立。2011年には「K-BOOK振興会」を設立し、韓国文学の良さを伝える活動を始める。2015年には今回の対談の場所である東京・神保町にブックカフェ「チェッコリ」をオープン。

コイズミさんが次に訪れたのは東京・神保町です。古書店がずらりと軒を連ねる、とあるビルの3階にある「チェッコリ」が今回の舞台。日本語に翻訳された韓国の本がずらりと並んでいます。

韓国ドラマやK-POPが好きという小泉さんは、韓国文学も数冊読んでいるそう。キム・スンボクさんに、K-文学についてお聞きしていきます。店内の本を興味深そうに一冊、一冊を手に取る姿が印象的でした。

上の写真は、「チェッコリ」で取り扱っている本の一部。
『とにかく、トッポッキ』ヨジョ(著)澤田今日子(訳)、『あやうく一生懸命生きるところだった』ハ・ワン(著)岡崎暢子(訳)、『私は私のままで生きることにした』キム・スヒョン(著)吉川 南(訳)、『BTSとARMY わたしたちは連携する』イ・ジヘン(著)桑原優香(訳)、『新しい韓国の文学01 菜食主義者』ハン・ガン(著)きむ ふな(訳)、『酔うために飲むのではないからマッコリはじっくり味わう』谷川俊太郎、申庚林(著)吉川凪(訳)、『フィフティ・ピープル(となりの国のものがたり1)』チョン・セラン(著)斎藤真理子(訳)、『新しい韓国の文学05 都市は何によってできているのか』パク・ソンウォン(著)吉川凪(訳)、『아몬드』(アーモンド)、손원평(ソン・ウォンピョン)

[ 話に出てきた本と映画]※上記に記載した本は書名のみ
『新しい韓国の文学シリーズ』
『フィフティ・ピープル(となりの国のものがたり1)』
『아몬드』(アーモンド)
『希林さんといっしょに』是枝裕和
映画『グエムル-漢江の怪物-』ポン・ジュノ(監督)
映画『海街diary』監督是枝(監督)、吉田秋生(原作)
『旅の終わりに』五木寛之
『私は私のままで生きることにした』
『あやうく一生懸命生きるところだった』
『BTSとARMY わたしたちは連携する』
『飲食のくにではピビムパプが民主主義だ―料理と詩のコラボレーション おいしい詩を添えて』 趙 善玉 (著)、 中村 えつこ (訳)
『茶をうたう』中沢けい(著)、朴光賢(訳)
『あの名シーンを食べる! 韓国ドラマ食堂』本田朋美、八田靖史
『カステラ』パク ミンギュ (著)、ヒョン ジェフン(訳)、斎藤 真理子 (翻訳)
須賀敦子さんのエッセイ
韓国語のテキスト

「韓国の本とちょっとしたカフェ CHEKCCORI」

出版社「クオン」が運営する韓国書籍専門のブックカフェ。韓国語の小説やエッセイ、詩など様々なジャンルから約3500冊、約翻訳本を500冊揃える。「韓国と本でつながる」がキーワード。カフェスペースは現在コロナ感染予防のためお休み中。
http://www.chekccori.tokyo

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パーソナリティー | 小泉今日子
1982年「私の16才」で歌手デビュー。以後、「なんてったってアイドル」「学園天国」「あなたに会えてよかった」「優しい雨」など数々のヒットを放つ。女優として映画、舞台などの出演も多数。エッセイなど執筆家としても活躍中。2015年より自らが代表を務める株式会社明後日ではプロデューサーとして舞台制作を手掛ける。映像制作プロダクション新世界合同会社のメンバーでもあり、2020年8月28日公開の外山文治監督「ソワレ」にアソシエイトプロデューサーを務めた。
株式会社明後日 – asatte Inc.

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