演出家、俳優の木野花さんが登場!
格言、惜しみなく捨てる、、、とは!
先週のひとり語りでご紹介したリスナーさんからのリクエストに早速お応えして、今回は木野花さんにお越しいただきました! 木野花さん演出の舞台『阿修羅のごとく』に、長女・綱子役で出演中のコイズミさん。昼の公演が終わったばかりのその足で、劇場内の収録場所に移動! おふたりの対談がスタートしました。
木野花さんは『週刊ブックレビュー』の司会、コイズミさんは読売新聞の読書委員と、「仕事としての読書」を経験したおふたり。短い時間で読み切らなければならなかったり、舞台中は別のストーリーが読みづらかったりといった大変さを分かち合いました。そして話題はウーマン・リブ運動が起こった少しあとの時代へ。木野さんが演劇仲間の渡辺えりさん、如月小春さんと「元気印の女たち」として注目された当時をふりかえり、女性の取り上げられ方について語らいました。
今回の舞台『阿修羅のごとく』は、それぞれ出自が違う6人の出演者で「いい音楽を奏でている」というコイズミさん。木野さんと三女・滝子役の安藤玉恵さんの野生がぶつかり合う演出の様子や、演者と観客の関係性と「笑い」についてなど、前回に引き続き貴重なウラ話をより詳しく、たっぷり語ってくれました。
凝った装丁のものが多い舞台のパンフレットも観劇の楽しみのひとつですが、『阿修羅のごとく』は文庫風で栞付き。ウィットに富んだおしゃれなデザインがすてきです。
番組では、上田ケンジさんとコイズミさんの音楽ユニット「黒猫同盟」による、「ホントのコイズミさん」のために書き下ろされた音楽もお楽しみいただけます。今回も新曲をどうぞお楽しみください!
〈OA楽曲〉私のおうちの絵描さん/黒猫同盟 NEW!!
〈END TM〉Un chat noir/黒猫同盟
【今回のお話に登場した作品】
『週刊ブックレビュー』NHK BS2 毎週土曜日 18時30分〜19時24分 1991年〜2012年
WEB連載『ワレワレのモロモロ外伝』「阿修羅のごとく」における個人的な結実【岩井秀人 9月号 連載】
著/岩井秀人(TV Bros. WEB)
『やっぱり猫が好き』フジテレビ系列 毎週火曜 24時30分〜25時00分など 1988年〜1991年
モチロンプロデュース『阿修羅のごとく』
作:向田邦子 脚色:倉持 裕 演出:木野 花
出演:小泉今日子、小林聡美、安藤玉恵、夏帆/岩井秀人、山崎一
【東京公演】2022年9月9日(金)〜10月2日(日)
シアタートラム
https://setagaya-pt.jp/about/facilities/theatre_tram.html
【兵庫公演】2022年10月8日(土)〜10月10日(月・祝)
兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
https://www1.gcenter-hyogo.jp/
「ホントのコイズミさん」ではリスナーの皆さまからの、お便りをお待ちしております。番組や本のご感想、今後の書籍化に期待することなど、なんでもOKです。お気軽にメッセージをお寄せください。
𝕏への投稿もお待ちしています!
#ホントのコイズミさん をツイートする