ホントのコイズミさん
ホントのコイズミさん
Cover art by KIGI

本を開けば、新しい世界への扉が開く。小泉今日子さんの傍らにはいつでも本がありました。
自ら「本」と「本に関わる人たち」に会いに行き、語らい、紡いでいく……。自分という旅路を歩む者たちの止まり木的存在が、ポッドキャスト番組「ホントのコイズミさん」です。

#120 は2023年9月18日(月)夜 配信開始

#92

自分が主役! ひとり街宣で感じた主権者としての自覚。


今回のゲスト
和田靜香(わだ・しずか)さん 音楽・相撲(最推しは元横綱・白鵬さん)を愛するフリーライター。千葉県に生まれ、静岡県で育つ。1985年より音楽評論家・作詞家の湯川れい子氏のアシスタントを務めるかたわら、音楽ライターとして始動。96年独立。コロナ禍によるアルバイト先の解雇をきっかけに『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた』を上梓。『コロナ禍の東京を駆ける――緊急事態宣言下の困窮者支援日記』で貧困ジャーナリズム賞を受賞。その他著書に『選挙活動、ビラ配りからやってみた。「香川1区」密着日記』『世界のおすもうさん』などがある。

前回に引き続き、ゲストはフリーライターの和田靜香さんです。『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた。』『選挙活動、ビラ配りからやってみた。「香川1区」密着日記』を刊行した和田さんが、今追いかけているテーマは、ずばり「地方議会」。取材をするうち沼にはまってしまい、さらに議会をつくっている町の人びとも追い始めたそう。コイズミさんも地方自治に希望を感じていると応え、東京都杉並区長の岸本聡子さんのお話に。和田さんが「ひとり街宣」を行った経験についても語ってくださいました。

この日、愛読書を持ってきてくださった和田さん。その中の1冊、政治学者・宇野重規さん著『自分で始めた人たち 社会を変える新しい民主主義』は、コイズミさんも読んでいました。「政治に興味を持つことは、誰でもいつからでも始められる」というおふたりの話は、高いと感じがちなハードルを下げ、「自分も始めてみようかな」と思わせてくれる力にあふれています。コイズミさんの仕事に対するモチベーションの源泉についても必聴! 

和田さん持参の本の中には、林芙美子さんの『放浪記』も。舞台・映画・原作、それぞれが表現する林芙美子さんの魅力とは? 性格が悪かったともいわれている林芙美子さんのエピソードも……そしてこの会話には見事な「オチ」が! 最後まで笑いあふれる充実トークをお楽しみください!

番組では、上田ケンジさんとコイズミさんの音楽ユニット「黒猫同盟」による、「ホントのコイズミさん」のために書き下ろされた音楽もお楽しみいただけます。
〈OA楽曲〉プロヴァンスで夜更かし/黒猫同盟
〈END TM〉Un chat noir/黒猫同盟

【今回のお話に登場した作品】
『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた。』著/和田靜香 取材協力/小川淳也(左右社)
『選挙活動、ビラ配りからやってみた。「香川1区」密着日記』著/和田靜香 取材協力/小川淳也(左右社)
『民主主義とは何か』著/宇野重規(講談社)
『自分で始めた人たち 社会を変える新しい民主主義』著/宇野重規(大和書房)
『放浪記』著/林芙美子(新潮社)
映画『放浪記』監督/成瀬巳喜男 主演/高峰秀子 1962年
舞台『放浪記』脚本・演出/菊田一夫 主演/森光子 1961年初演


「ホントのコイズミさん」ではリスナーの皆さまからの、お便りをお待ちしております。番組や本のご感想、今後の書籍化に期待することなど、なんでもOKです。お気軽にメッセージをお寄せください。

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パーソナリティー | 小泉今日子
1982年「私の16才」で歌手デビュー。以後、「なんてったってアイドル」「学園天国」「あなたに会えてよかった」「優しい雨」など数々のヒットを放つ。女優として映画、舞台などの出演も多数。エッセイなど執筆家としても活躍中。2015年より自らが代表を務める株式会社明後日ではプロデューサーとして舞台制作を手掛ける。映像制作プロダクション新世界合同会社のメンバーでもあり、2020年8月28日公開の外山文治監督「ソワレ」にアソシエイトプロデューサーを務めた。
株式会社明後日 – asatte Inc.

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