ホントのコイズミさん
ホントのコイズミさん
Cover art by KIGI

本を開けば、新しい世界への扉が開く。小泉今日子さんの傍らにはいつでも本がありました。
自ら「本」と「本に関わる人たち」に会いに行き、語らい、紡いでいく……。自分という旅路を歩む者たちの止まり木的存在が、ポッドキャスト番組「ホントのコイズミさん」です。

#120 は2023年9月18日(月)夜 配信開始

#68

視覚体験が細胞を突き動かす!
言葉は頭の中だけのものではない!


今回のゲスト
平松洋子さん 作家・エッセイスト。食と暮らし、文芸と作家をテーマに幅広く執筆。2006年『買えない味』でBunkamuraドゥマゴ文学賞、2012年『野蛮な読書』で講談社エッセイ賞を受賞。著書に『夜中にジャムを煮る』『サンドウィッチは銀座で』『下着の捨てどき』など多数。2021年には、幼少期や家族、郷里の倉敷について綴った初の自伝的エッセイ『父のビスコ』を上梓し、第73回読売文学賞(随筆・紀行賞)を受賞。最新刊は油揚げのことばっかりを書いた『おあげさん』。

前回に続き、ゲストは作家・エッセイストの平松洋子さんです。後編のスタートは平松さんの子どもの頃の本にまつわる思い出から。

かけがえのない人々との思いがけない別れを経験し、自分がこの先何を書けるか考えるようになったと語る平松さん。言葉にしておきたいという思いから郷里の倉敷や家族について綴った『父のビスコ』が、2021年出版されました。本のタイトルにもなったビスコの思い出を振り返ります。

最近は「いつか」や「そのうち」は、もうないのだと感じるようになったと平松さんは言います。同じくコイズミさんも、「いつでも会える」という心境に変化が生まれたそう。コロナ禍を経て、人と会うことや人を立体的に感じられる喜びを共に分かち合う二人。そこから話題は意外な方向へ……。生身の肉体のエネルギーがもたらす魅力とは!? 平松さんとの語らいによって、コイズミさんがK-POPにハマった理由のひとつが今回、判明しました!

番組では、上田ケンジさんとコイズミさんの音楽ユニット「黒猫同盟」による、「ホントのコイズミさん」のために書き下ろされた音楽もお楽しみいただけます。
〈OA楽曲〉ベルベットリボン/黒猫同盟
〈END TM〉Un chat noir/黒猫同盟

【今回のお話に登場した作品】
『おあげさん』著/平松洋子(PARCO出版)
雑誌『暮しの手帖』隔月刊 (暮しの手帖社)
『父のビスコ』著/平松洋子(小学館)
大駱駝艦・天賦典式 創立50周年公演「おわり」「はじまり」振鋳(振付)・演出・美術・鋳態/麿赤兒 2022年7月14日〜17日、21日〜24日
『アメリカン・ユートピア』監督/スパイク・リー 出演/デイヴィッド・バーン他 2021年


「ホントのコイズミさん」ではリスナーの皆さまからの、お便りをお待ちしております。番組や本のご感想、今後の書籍化に期待することなど、なんでもOKです。お気軽にメッセージをお寄せください。

𝕏への投稿もお待ちしています!

書籍『ホントのコイズミさん』
第三弾「NARRATIVE」
2024年2月5日発売!
店舗限定特典あります!

パーソナリティー | 小泉今日子
1982年「私の16才」で歌手デビュー。以後、「なんてったってアイドル」「学園天国」「あなたに会えてよかった」「優しい雨」など数々のヒットを放つ。女優として映画、舞台などの出演も多数。エッセイなど執筆家としても活躍中。2015年より自らが代表を務める株式会社明後日ではプロデューサーとして舞台制作を手掛ける。映像制作プロダクション新世界合同会社のメンバーでもあり、2020年8月28日公開の外山文治監督「ソワレ」にアソシエイトプロデューサーを務めた。
株式会社明後日 – asatte Inc.

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