ホントのコイズミさん
ホントのコイズミさん
Cover art by KIGI

本を開けば、新しい世界への扉が開く。小泉今日子さんの傍らにはいつでも本がありました。
自ら「本」と「本に関わる人たち」に会いに行き、語らい、紡いでいく……。自分という旅路を歩む者たちの止まり木的存在が、ポッドキャスト番組「ホントのコイズミさん」です。

#120 は2023年9月18日(月)夜 配信開始

#101

哲学とは、ふと立ち止まって考える営みそのもの!


今回のゲスト
永井玲衣(ながい・れい)さん 1991年、東京都生まれ。哲学研究と並行して、学校・企業・寺社・美術館・自治体などで哲学対話を幅広く行っている。哲学エッセイの連載なども手がける。独立メディア「Choose Life Project」や、坂本龍一・Gotch主催のムーブメント「D2021」などでも活動。詩と植物園と念入りな散歩が好き。

「ホントのコイズミさん」第101回。今回は「哲学」をテーマに語り合ってみようということで、ゲストは哲学研究家の永井玲衣さんです。お話の始まりは、永井さんの素敵なお名前の由来からでした。

永井さんが長年取り組んでいる「哲学対話」。哲学というと一見難しそうですが、永井さんは、日常にあるモヤモヤとした「問い」を拾い集めて、人々と一緒に「対話」しながら考えていきます。年齢・性別関係なく参加でき、誰にでも開かれたものです。永井さんの言葉に、コイズミさんもどんどん引き込まれていきます。

コイズミさんはさまざまな作品をつくった後、多くの方から質問を受け、答えていくうちに、自分の世界が広がり、作品への理解が深まり、言葉が豊かになっていく経験をするそうです。それは永井さんが哲学対話を10年続けていく中でもっとも驚いたことに通じていました。「ホントのコイズミさん」のリスナーの方は、コイズミさんとゲストの対話から生まれたものをたくさん受け取っているかもしれませんね。

永井さんの著書『水中の哲学者たち』。「世界はボケている」という永井さんが哲学のおもしろさ、不思議さ、世界のわからなさを伝える哲学エッセイです。気になる書名の由来も語られます。

【今回のお話に登場した作品】
『水中の哲学者たち』著/永井玲衣(晶文社)


「ホントのコイズミさん」ではリスナーの皆さまからの、お便りをお待ちしております。番組や本のご感想、今後の書籍化に期待することなど、なんでもOKです。お気軽にメッセージをお寄せください。

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パーソナリティー | 小泉今日子
1982年「私の16才」で歌手デビュー。以後、「なんてったってアイドル」「学園天国」「あなたに会えてよかった」「優しい雨」など数々のヒットを放つ。女優として映画、舞台などの出演も多数。エッセイなど執筆家としても活躍中。2015年より自らが代表を務める株式会社明後日ではプロデューサーとして舞台制作を手掛ける。映像制作プロダクション新世界合同会社のメンバーでもあり、2020年8月28日公開の外山文治監督「ソワレ」にアソシエイトプロデューサーを務めた。
株式会社明後日 – asatte Inc.

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