ホントのコイズミさん
ホントのコイズミさん
Cover art by KIGI

本を開けば、新しい世界への扉が開く。小泉今日子さんの傍らにはいつでも本がありました。
自ら「本」と「本に関わる人たち」に会いに行き、語らい、紡いでいく……。自分という旅路を歩む者たちの止まり木的存在が、ポッドキャスト番組「ホントのコイズミさん」です。

#120 は2023年9月18日(月)夜 配信開始

#118

いいじゃん別に人間!?
子供時代のキャッチーなあだ名!


今回のゲスト
星野概念(ほしの・がいねん)さん  東京生まれ。精神科医として働くかたわら、執筆や音楽活動も行う。雑誌やWebでの連載のほか、寄稿も多数。音楽活動はさまざま。著書に、いとうせいこう氏との共著 『ラブという薬』『自由というサプリ』、単著『ないようである、かもしれない〜発酵ラブな精神科医の妄言』『こころをそのまま感じられたら』がある。

前回に続き、ゲストは星野概念さんです。後編は、星野さんの子どもの頃のお話からスタート。かつて「いいじゃん別に人間」というキャッチーなあだ名をつけられたことがあった星野さん。コイズミさんも似たようなタイプだったかもと、ちょっと切ない帰り道の思い出を振り返ります。大人になってからは音楽活動をされていたりと文化的な印象のある星野さんですが、子ども時代は意外とスポーツ三昧だったのだとか。そんな星野少年が医者を志すようになったきっかけとは? 大学時代に出合い、精神科医の道を決定づけた1冊の本もご紹介いただきました。 

月刊文芸誌「群像」での連載を中心にまとめたエッセイ『こころをそのまま感じられたら』を少し前に上梓された星野さん。中には以前ゲストで来てくださったオオタヴィンさんについて書かれた項も。目下「醗酵」に興味津々だそうで、食べ物とこころの関係や自分の体の声に耳を澄ますことの大切さについて教えてくださいました。今、コイズミさんが大好きな言葉はズバリ「無添加」。それはある出来事がきっかけだったようで……?

番組で、これまでに2度(#21#22#74#75)内田也哉子さんと一緒にお話しした9月1日のこと。今年は星野さんと語らいました。2学期が始まりますが、無理せずマイペースで。こころを慣らしていきたいですね。

星野さんが生き物たちからの響きをキャッチしようとしているイラストが優しくてかわいい『こころをそのまま感じられたら』(タイトルも良!)。この本を通して、星野さんとゆったりした対話を楽しんでみてはいかがでしょう。

【今回のお話に登場した作品】
書籍
『海馬 脳は疲れない』著/池谷裕二・糸井重里(ほぼ日ブックス)
『こころをそのまま感じられたら』著/星野概念 (講談社)
月刊文芸雑誌「群像」(講談社)
『9月1日 母からのバトン』著/樹木希林 内田也哉子(ポプラ社)
映画
『夢みる校長先生 〜子どもファーストな公立学校の作り方〜』 監督/オオタヴィン 2023年
『夢みる小学校』 監督/オオタヴィン 2021年
『いただきます 1 みそをつくる子どもたち』 監督・脚本/オオタヴィン 2017年
『いただきます 2 ここは、発酵の楽園』 監督/オオタヴィン 2019年


「ホントのコイズミさん」ではリスナーの皆さまからの、お便りをお待ちしております。番組や本のご感想、今後の書籍化に期待することなど、なんでもOKです。お気軽にメッセージをお寄せください。

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パーソナリティー | 小泉今日子
1982年「私の16才」で歌手デビュー。以後、「なんてったってアイドル」「学園天国」「あなたに会えてよかった」「優しい雨」など数々のヒットを放つ。女優として映画、舞台などの出演も多数。エッセイなど執筆家としても活躍中。2015年より自らが代表を務める株式会社明後日ではプロデューサーとして舞台制作を手掛ける。映像制作プロダクション新世界合同会社のメンバーでもあり、2020年8月28日公開の外山文治監督「ソワレ」にアソシエイトプロデューサーを務めた。
株式会社明後日 – asatte Inc.

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