ホントのコイズミさん
ホントのコイズミさん
Cover art by KIGI

本を開けば、新しい世界への扉が開く。小泉今日子さんの傍らにはいつでも本がありました。
自ら「本」と「本に関わる人たち」に会いに行き、語らい、紡いでいく……。自分という旅路を歩む者たちの止まり木的存在が、ポッドキャスト番組「ホントのコイズミさん」です。

#120 は2023年9月18日(月)夜 配信開始

#43

言葉から 情景浮かぶ
あの頃の 細い素足が 涙を誘う。


今回のゲスト
東直子さん 歌人・小説家・脚本家。歌人集団 かばんの会「かばん」同人。子育て中に雑誌『MOE』に短歌や詩や童話作品を投稿し始め、数多く入選。その後、未来短歌会に入会し岡井隆氏に師事。1996年に「草かんむりの訪問者」で第7回歌壇賞を受賞。2006年には『長崎くんの指』で小説家デビュー。装画を手がけるほか、後進の育成にも力を入れている。東さんの『春原さんのリコーダー』を原作とした映画『春原さんのうた』(監督・脚本/杉田協士)が現在劇場公開中。https://haruharasannouta.com/
WEBサイト

今回コイズミさんが訪れたのは、扉を開くとふんわりと良い香りが漂う仕事場。そこかしこに植物や鳥モチーフのアイテムや、柔らかな筆致の絵画や刺繍が飾られています。ここですてきな歌を数多く生んでいるのが、歌人の東直子さん。「ホントのコイズミさん」では歌人の方が登場するのは初めてです。

東さんが短歌の世界に足を踏み入れたのは、まだお子さんが小さい頃だったとか。東さんの詠んだ短歌の中から、ぐっとくる一句を見つけたコイズミさん。いったいどんな歌でしょう。短い言葉だからこそ、人それぞれの心に持っている情景が広がるのかもしれません。

東さんの小説『とりつくしま』のテーマは “モノに魂が宿る” 。コイズミさんはどんなモノに宿りたいでしょう。そしてコイズミさんが体験した、ちょっと不思議な話にもご注目ください。もう大きくなったお子さんの話、現在公開中の映画『春原さんのうた』のこと、装丁のお話などもりだくさんでお届け致します。充実の内容はポッドキャストで!

上田ケンジさんとコイズミさんの音楽ユニット
「黒猫同盟」の音楽もお楽しみください。
<OA楽曲「黒猫探偵/黒猫同盟」>
<END TM「Un chat noire/黒猫同盟」>

<お話に登場した作品>
『ホスト万葉集 嘘の夢 嘘の関係 嘘の酒 こんな源氏名サヨナライツカ』著/手塚マキと歌舞伎町ホスト75人from Smappa! Group 編/俵万智 編/野口あや子 編/小佐野彈(講談社)
『とりつくしま』著/東直子(ちくま文庫)
『春原さんのリコーダー』著/東直子(ちくま文庫)
『長崎くんの指』(マガジンハウス)のちに『水銀灯が消えるまで』(集英社文庫)
『朗読紀行 にっぽんの名作/風の又三郎』演出/黒沢清、朗読/小泉今日子

「ホントのコイズミさん」ではリスナーの皆さまからの、お便りをお待ちしております。番組や本のご感想、今後の書籍化に期待することなど、なんでもOKです。お気軽にメッセージをお寄せください。

𝕏への投稿もお待ちしています!

書籍『ホントのコイズミさん』
第三弾「NARRATIVE」
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店舗限定特典あります!

パーソナリティー | 小泉今日子
1982年「私の16才」で歌手デビュー。以後、「なんてったってアイドル」「学園天国」「あなたに会えてよかった」「優しい雨」など数々のヒットを放つ。女優として映画、舞台などの出演も多数。エッセイなど執筆家としても活躍中。2015年より自らが代表を務める株式会社明後日ではプロデューサーとして舞台制作を手掛ける。映像制作プロダクション新世界合同会社のメンバーでもあり、2020年8月28日公開の外山文治監督「ソワレ」にアソシエイトプロデューサーを務めた。
株式会社明後日 – asatte Inc.

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