歴史や思いを伝承していく、
今を生きる私たちの役目!
2004年よりフリーのAV監督(ペヤングマキ名義)として活動する傍ら、劇団ポツドール番外公演‘女’シリーズとして、2006年に『女のみち』、2007年『女の果て』を上演。(脚本・演出)。2010年、演劇ユニット「ブス会*」を旗揚げ。2014年『男たらし』、2015年『お母さんが一緒』が岸田國士戯曲賞最終候補作品にノミネート。2017年より、女優・安藤玉恵と新たなプロジェクト「生誕○周年記念ブス会*」を始動。第1弾の生誕40周年記念*ブス会『男女逆転版・痴人の愛』はリーディング版で地方ツアーを実施。また、脚本家・監督としてテレビドラマやドキュメンタリーなどの映像作品も手がける。2022年、杉並区長選挙に立候補した岸本聡子に密着したドキュメンタリー『○月○日、区長になる女。』を監督。著書に半自伝的エッセイ『女の数だけ武器がある』などがある。
「ホントのコイズミさん」第106回。今回のゲストは引き続き、舞台『ピエタ』で脚本・演出を務めるペヤンヌマキさんです。今回は、2022年東京都杉並区長選挙で、岸本聡子さんをペヤンヌさんが応援しようと思ったきっかけから。
長く杉並区に住んでいるペヤンヌさんが、区長選に注目したきっかけは、緑豊かな善福寺公園にかかる道路の整備に疑問を感じたことからでした。それから岸本聡子さんに出会い、多くの仲間に出会い、選挙の応援をしながら、ドキュメンタリー映像を制作することに。杉並区で起きていた、「一人街宣」や「ミュニシパリズム」の歌など、杉並で起きた新しい政治アクションにはコイズミさんも注目し、共感をもっていたそうです。
長崎県出身で、被爆者二世だというペヤンヌさんが被爆者団体の会に入ったというエピソードから、親世代から聞いてきた戦争の記憶を語り継いでいきたいというふたり。コイズミさんと、ペヤンヌさんが生まれた昭和から時代はふたつ進んで今は令和。これからふたりがどんなメッセージを作品に込めていくのか注目です。
小説『ピエタ』。いよいよ開幕が迫る舞台の前に、ぜひチェックしておいてほしい原作です。舞台と小説と、その表現の違いを楽しんでください! さくらももこさんの『もものかんづめ』。さくらさんからペヤンヌさんは大きな影響を受けて育ちました。その影響は文体にも!?
【今回のお話に登場した作品】
書籍
『ピエタ』著/大島真寿美(ポプラ社)
『水道、再び公営化! 欧州・水の闘いから日本が学ぶこと』岸本聡子(集英社)
『マイ・ラスト・ソング – あなたは最後に何を聴きたいか』著/久世光彦(文藝春秋)
『みんな夢の中 – マイ・ラスト・ソング2』著/久世光彦(文藝春秋)
『月がとっても青いから – マイ・ラスト・ソング3』著/久世光彦(文藝春秋)
『ダニー・ボーイ – マイ・ラスト・ソング4』著/久世光彦(文藝春秋)
『マイ・ラスト・ソング最終章』著/久世光彦(文藝春秋)
『もものかんづめ』著/さくらももこ(集英社)
映像
『○月○日、区長になる女。』#1〜9 監督/ペヤンヌマキ
https://youtu.be/B67Hsjy8ndQ
音楽
『ミュニシパリズム』歌/大谷桃 作詞・作曲/ブランシャー明日香
https://youtu.be/eT37Bn2ElU0
【舞台『ピエタ』】
7月27日(木)〜8月6日(日)
下北沢・本多劇場
東京公演の後は、愛知、富山、そしてラストは、8月26日岐阜公演
https://asatte.tokyo/pieta2023/
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