ホントのコイズミさん
ホントのコイズミさん
Cover art by KIGI

本を開けば、新しい世界への扉が開く。小泉今日子さんの傍らにはいつでも本がありました。
自ら「本」と「本に関わる人たち」に会いに行き、語らい、紡いでいく……。自分という旅路を歩む者たちの止まり木的存在が、ポッドキャスト番組「ホントのコイズミさん」です。

#120 は2023年9月18日(月)夜 配信開始

#19

江國香織が愛する本がある世界、そして、言葉を綴るということ。Vol.2


今回のゲスト | 江國香織さん
20才のころに『ユリイカ』に初投稿。1987年『草之丞の話』で「小さな童話」大賞を受賞し、89年には『409ラドクリフ』でフェミナ賞、92年『きらきらひかる』で紫式部文学賞、04年『号泣する準備はできていた』で直木賞、12年『犬とハモニカ』で川端康成文学賞、15年『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』で谷崎潤一郎賞を受賞など、数々の賞を受賞している。

引き続きキャッツミャウブックスで、コイズミさん江國香織さんのおしゃべりが続きます。
イタリアの美しい情景が広がってくるような、写真集のお話ではしばしうっとり。
江國さんの本には猫や雨が出てくることが多いよね、というコイズミさんの問いからふくらむ、猫の描写や雨の情景……。言葉の表現方法について考えが巡ります。

江國香織さんのお仕事の様子を垣間見ることがエピソードも満載でファンは必聴。手書きの原稿とパソコンで原稿を書くことについて、縦書きと横書きの違いなど、「文字を綴る」ことは、これらでどう変わっていくのでしょうか。本と言葉について、ふたりのトークは続きます。

言葉の表現には、いろいろなバリエーションがあることを知ることができるエピソード回です。上田ケンジさんとのユニット「黒猫同盟」の音楽も一緒にお楽しみください。「黒猫同盟」は、フジロックフェスティバルの出演も決定しました!

<今回の対談の席にあった作品と、おはなしに出てくる作品>

『活発な暗闇』(いそっぷ社)、『いくつもの週末』(集英社)ともに江國香織著
『あたしの一生 猫のダルシーの物語』(小学館)ディーレディー著、江國香織訳
『モンテロッソのピンクの壁』(集英社)江國香織著、荒井良二絵
『小雨日記』小泉今日子(角川マーケティング)
『扉のかたちをした闇』江國香織×森 雪之丞(小学館)


撮影協力:
キャッツミャウブックス
住所 東京都世田谷区若林1-6-15
営業時間 平日14-19時/土日祝13-18時
定休日 火曜日
電話 03-6326-3633
Twitter : @CatsMeowBooks

「ホントのコイズミさん」ではリスナーの皆さまからの、お便りをお待ちしております。番組や本のご感想、今後の書籍化に期待することなど、なんでもOKです。お気軽にメッセージをお寄せください。

𝕏への投稿もお待ちしています!

書籍『ホントのコイズミさん』
第三弾「NARRATIVE」
2024年2月5日発売!
店舗限定特典あります!

パーソナリティー | 小泉今日子
1982年「私の16才」で歌手デビュー。以後、「なんてったってアイドル」「学園天国」「あなたに会えてよかった」「優しい雨」など数々のヒットを放つ。女優として映画、舞台などの出演も多数。エッセイなど執筆家としても活躍中。2015年より自らが代表を務める株式会社明後日ではプロデューサーとして舞台制作を手掛ける。映像制作プロダクション新世界合同会社のメンバーでもあり、2020年8月28日公開の外山文治監督「ソワレ」にアソシエイトプロデューサーを務めた。
株式会社明後日 – asatte Inc.

Spotify

Spotifyは世界で最も人気のあるオーディオ ストリーミングサービス。
1億曲以上の音楽や500万番組以上のポッドキャストを無料でも聴くことができる。