ホントのコイズミさん
ホントのコイズミさん
Cover art by KIGI

本を開けば、新しい世界への扉が開く。小泉今日子さんの傍らにはいつでも本がありました。
自ら「本」と「本に関わる人たち」に会いに行き、語らい、紡いでいく……。自分という旅路を歩む者たちの止まり木的存在が、ポッドキャスト番組「ホントのコイズミさん」です。

#120 は2023年9月18日(月)夜 配信開始

#112

川上未映子さんを迎えて、後編!


今回のゲスト
川上未映子さん 大阪府生まれ。「乳と卵」で芥川賞、『ヘヴン』で芸術選奨文部科学大臣新人賞および紫式部文学賞、『愛の夢とか』で谷崎潤一郎賞、『夏物語』で毎日出版文化賞など受賞歴多数。『夏物語』は英、米、独、伊などでベストセラーとなり、世界40ヵ国以上で刊行が予定されている。世界でもっとも新作が待たれている作家のひとり。他の作品に『すべて真夜中の恋人たち』、『あこがれ』、『ウィステリアと三人の女たち』、『みみずくは黄昏に飛びたつ』(村上春樹との共著)などがある。

「ホントのコイズミさん」第112回。今回もゲストは作家の川上未映子さんです。今回は、「お酒」の話からスタート。以前は、よく飲みに行っていたというコイズミさん。二日酔いもほとんどしたことがなく、翌日も朝から撮影に挑めるそうです。川上さんも以前はビールをたくさん召し上がったそうですが、最近はなかなか機会がないそう。そんな川上さんの現在の夢は……!?

ふたりの話は「家族」のことへ。コイズミ家が、激動のアイドル時代にも帰る場所でありつづけたこと。家族の言葉がコイズミさんの支えになっていたこと。次第に今の、多様な家族のあり方、「仲間」という存在の大切さへと話は向かいます。

最後は川上さんが敬愛する銀色夏生さんの話へ。あまりにも大きな影響を受けていた川上さんがまさかの「銀色断ち」に挑んだり、コイズミさんが作詞家としての新たな一歩を踏み出すきっかけになっていたりと、聴き逃がせない話がたくさん!

『深く、しっかり息をして 川上未映子エッセイ集』。に雑誌『Hanako』の連載エッセイ「りぼんにお願い」が書籍化。2011年から2022年、245回の中から厳選した80のエッセイを収録。 小説とは違った、川上さん自身の思い、12年間の変化が綴られています。新規書き下ろしとして、2011年から2022年まで、1年ごとの「当時の自分と社会」についての振り返りエッセイも掲載。

【今回のお話に登場した作品】
書籍
『深く、しっかり息をして 川上未映子エッセイ集』著/川上未映子(マガジンハウス)
『あこがれ』著/川上未映子(新潮社)


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パーソナリティー | 小泉今日子
1982年「私の16才」で歌手デビュー。以後、「なんてったってアイドル」「学園天国」「あなたに会えてよかった」「優しい雨」など数々のヒットを放つ。女優として映画、舞台などの出演も多数。エッセイなど執筆家としても活躍中。2015年より自らが代表を務める株式会社明後日ではプロデューサーとして舞台制作を手掛ける。映像制作プロダクション新世界合同会社のメンバーでもあり、2020年8月28日公開の外山文治監督「ソワレ」にアソシエイトプロデューサーを務めた。
株式会社明後日 – asatte Inc.

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