ホントのコイズミさん
ホントのコイズミさん
Cover art by KIGI

本を開けば、新しい世界への扉が開く。小泉今日子さんの傍らにはいつでも本がありました。
自ら「本」と「本に関わる人たち」に会いに行き、語らい、紡いでいく……。自分という旅路を歩む者たちの止まり木的存在が、ポッドキャスト番組「ホントのコイズミさん」です。

#120 は2023年9月18日(月)夜 配信開始

#111

川上未映子さんを迎えて、前編!


今回のゲスト
川上未映子さん 大阪府生まれ。「乳と卵」で芥川賞、『ヘヴン』で芸術選奨文部科学大臣新人賞および紫式部文学賞、『愛の夢とか』で谷崎潤一郎賞、『夏物語』で毎日出版文化賞など受賞歴多数。『夏物語』は英、米、独、伊などでベストセラーとなり、世界40ヵ国以上で刊行が予定されている。世界でもっとも新作が待たれている作家のひとり。他の作品に『すべて真夜中の恋人たち』、『あこがれ』、『ウィステリアと三人の女たち』、『みみずくは黄昏に飛びたつ』(村上春樹との共著)などがある。

「ホントのコイズミさん」第111回。今回は久しぶりのSpotifyスタジオ。スペシャルなゲストは『深く、しっかり息をして 川上未映子エッセイ集』を出版された、作家の川上未映子さんです。コイズミさんとはなんと10年ぶりの再会。ふたりの縁は、読売新聞の書評委員を2年間ともに務めていたことに始まります。専門家、書評家がずらりと揃う書評委員の会議で、ふたりが感じていたことは!?

それから10年、川上さんはお子さんを出産し、育児をしました。そして社会の大きな変化を感じたといいます。ほぼ同じ時期の、川上さんの心境が綴られているのが『深く、しっかり息をして 川上未映子エッセイ集』です。そして今、川上さんが密かに挑戦したいと思っていることは?

コイズミさんは50代になるまでに考えていたこと、そしてこれからの10年について語り出します。今の若者を見て、コイズミさんが感じていることはなんでしょうか。

『深く、しっかり息をして 川上未映子エッセイ集』。2011年から2022年に雑誌『Hanako』に連載された245回の中から厳選した、80のエッセイを収録。 新規書き下ろしとして、2011年から2022年まで、1年ごとの「当時の自分と社会」についての振り返りエッセイも掲載。てらおかなつみさんによる犬のイラストは川上さんが熱望されたもの。装丁家は大島依提亜さんです。

【今回のお話に登場した作品】
書籍
『深く、しっかり息をして 川上未映子エッセイ集』著/川上未映子(マガジンハウス)
『小泉今日子書評集』著/小泉今日子(中央公論新社)

映画
『パンドラの匣』監督・脚本/冨永昌敬 出演/川上未映子

ドラマ
『あまちゃん』NHK 2013年 出演/小泉今日子


「ホントのコイズミさん」ではリスナーの皆さまからの、お便りをお待ちしております。番組や本のご感想、今後の書籍化に期待することなど、なんでもOKです。お気軽にメッセージをお寄せください。

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第三弾「NARRATIVE」
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パーソナリティー | 小泉今日子
1982年「私の16才」で歌手デビュー。以後、「なんてったってアイドル」「学園天国」「あなたに会えてよかった」「優しい雨」など数々のヒットを放つ。女優として映画、舞台などの出演も多数。エッセイなど執筆家としても活躍中。2015年より自らが代表を務める株式会社明後日ではプロデューサーとして舞台制作を手掛ける。映像制作プロダクション新世界合同会社のメンバーでもあり、2020年8月28日公開の外山文治監督「ソワレ」にアソシエイトプロデューサーを務めた。
株式会社明後日 – asatte Inc.

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