キョンキョンに似たお姉さんが日本語を教えてくれた！

今回のゲスト

温又柔（おん・ゆうじゅう）さん　作家。台湾・台北市生まれ。3歳のときに家族とともに東京に移り、台湾語や中国語を話す両親のもとで育つ。2009年「好去好来歌」ですばる文学賞佳作、2016年『台湾生まれ　日本育ち』で日本エッセイスト・クラブ賞、2020年『魯肉飯（ロバプン）のさえずり』で織田作之助賞を受賞。著書に『来福の家』『真ん中の子どもたち』『永遠年軽』『「国語」から旅立って』『私とあなたのあいだ　いま、この国で生きるということ』（小説家・木村友祐との往復書簡集）『李良枝セレクション』（編著）など多数。2022年11月に新刊『祝宴』を上梓。

今回のゲストは作家の温又柔さんです。台湾の台北市で生まれ、３歳のときに家族と東京に移った温さん。すてきなお名前の由来から始まり、幼少のころの思い出や大好きなドラえもんの話となり、初めて明かされるコイズミさんとの意外な接点についてお話ししてくださいました。

出身が日本ではないことで、「ふつうってなんだろう？」という思いが幼いころからあったという温さん。そんな学校生活での経験・体験で感じたことを自分の中で納得させるために、ノートに日々綴っていたのだそう。新刊『祝宴』にも、そういった温さんの経験が反映されています。

自由に行き来できるようになったら行きたい国について語るうち、話題は韓国ドラマへ。コイズミさんは言わずもがな、温さんも大ファンとのことで、その魅力を思う存分語り合います。止まらない韓国ドラマトークをどうぞお楽しみください！　面白そうなドラマが次々登場して、「観たいドラマリスト」がたちまち埋まりそうです。

番組では、上田ケンジさんとコイズミさんの音楽ユニット「黒猫同盟」による、「ホントのコイズミさん」のために書き下ろされた音楽もお楽しみいただけます。
〈OA楽曲〉異国の窓辺／黒猫同盟
〈END TM〉Un chat noir／黒猫同盟

【今回のお話に登場した作品】
『祝宴』著／温又柔（新潮社）
『JAM』作詞・作曲／吉井和哉　編曲／THE YELLOW MONKEY
『ドラえもん』てんとう虫コミックス全45巻　作／藤子・F・不二雄（小学館）
『天才バカボン10』「キェンキャイキャキャキョン」作／赤塚不二夫（竹書房文庫）
連続テレビ小説『あまちゃん』NHK総合月曜日〜金曜日08時00分〜08時15分 2013年
『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』演出／ユ・インシク脚本／ムン・ジウォン 2022年
『韓国ドラマ世界的ヒットの秘密〜密着企画制作の現場〜』語り／小泉今日子 NHK BSプレミアム 2022年
『女神降臨』演出／キム・サンヒョプ脚本／イ・シウン 2020年
『Sweet Homeー俺と世界の絶望ー』演出／イ・ウンボク脚本／チョン・ボフン 2020年
『その年、私たちは』演出／キム・ユンジン脚本／イ・ナウン 2021年
『マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん〜』演出／キム・ウォンソク脚本／パク・ヘヨン 2018年
『SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜』演出／チョ・ヒョンタク脚本／ユ・ヒョンミ 2018年
『ミセン』演出／キム・ウォンソク脚本／チョン・ユンジョン原作／ユン・テホ 2014年