言葉はただのツールじゃない、
言葉の背後に世界が張り付いている。
今回は歌人の穂村弘さん、後編です。話題は前回から引き続き、言葉について。言葉は組み合わせを「発見・発明」していくものだとわかったというコイズミさんの話を受け、穂村さんが最近見つけたおもしろい組み合わせの言葉を教えてくださいました。
穂村さんの著書『はじめての短歌』は、いい歌の改悪例を提示することで、元の歌の良さがよりくっきりみえてくるという内容。「いい言葉のコレクターだから、見せびらかしたくなる」という穂村さんだからこそ生まれた、逆転の発想がおもしろい本でした。「いい詩や短歌は”サラダ”ではなく”たくあん”」と表現する穂村さん。さて、その言葉の意味するところは? 詳しくは番組でお楽しみください!
言葉についてあれこれ語らうおふたり。聴いているうちに言葉の森をさまよっているような気分になりそう。エキサイティングな時間を経て、「自分の辞書」にまた新たな1ページが加わった気がしませんか?
番組では、上田ケンジさんとコイズミさんの音楽ユニット「黒猫同盟」による、「ホントのコイズミさん」のために書き下ろされた音楽もお楽しみいただけます。
〈OA楽曲〉私のおうちの絵描さん/黒猫同盟
〈END TM〉Un chat noir/黒猫同盟
【今回のお話に登場した作品】
『はじめての短歌』著/穂村弘(河出書房新社)
『黄色いマンション 黒い猫』著/小泉今日子(スイッチ・パブリッシング)
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